今日はプライドというテーマについて考えてみたいと思います。

その前に、最近ネットで面白い心理テストがあったので紹介したいと思います。是非やってみて下さい。

あなたは5匹の動物を連れて旅に出ました。その動物は、猫、狸、牛、ロバ、狼です。

あなたは旅の途中、様々な困難にあい、これらの動物を一匹ずつ手放さなくてはいけなくなりました。

どんな順番で手放しますか?

thinking time….

答えは出ましたか?

どんな順番で動物を捨てていったかで、あなたがピンチの時に手放していくものが分かります。

それぞれの動物が意味しているのは、

猫  ⇛ 恋人
狸  ⇛ 友人
牛  ⇛ お金
ロバ ⇛ 仕事
狼  ⇛ プライド

だそうです。いかがだったでしょうか?

弱さとしてのプライド

端的に言うと、プライドは「弱さ」の一種だと思います。

弱い人の方が強い人よりプライドが高い傾向にあります。それは何故かというと、余裕がないからです。

余裕がない故に、自分の持っている少しのものを否定されてしまったら、もう何も残らない。

それ故に、余裕の無い人はプライドで自己防衛しているんですね。

また、あるブロガーさんがプライドに関して下記のような事を言っていて、非常に的を突いていると感じてしまいました。

「持たざる者は失うものが何もないので、大胆にリスクがとれる」というが、それは嘘。持たざる者は自分の持っている僅かなものを守ろうとしてますます動けなくなる。

少なくない人がこんな状態になっているのではないでしょうか?

プライドが高い人が成功しずらい理由

プライドはそれ自体別に悪いものとは思わないのですが、何かで成功しようとする時、確実に障害になります。

どんな分野でも効率よく成長するためには先駆者から謙虚に教えをこうべきです。しかし、プライドが高いと自分のやり方を否定することができません。それ故、いつまでも非効率なやり方を続け、いつまで経っても成功できないのです。

よって、プライドから脱却する為には、まずこの真理を客観的に認識することが大切です。

結果を最優先するのであれば、自分の拘りは一旦置いておいて、本当に有効な方法を求めるはずです。

もし、結果よりも自分の拘りやプライドを優先させるのであれば、その人は本当には結果を求めていない、という事になるのではないでしょうか。

でも、そんな単純な話でもありません

ここまで、プライド=悪 のような議論をして来ましたが、全てのプライドが悪であるとは私は思いません。

冒頭の心理テストで、マツコ・デラックスさんは、

タヌキ ⇛ ロバ ⇛ ウシ ⇛ ネコ ⇛ オオカミ

という順番だったそうです。

この心理テストが正しいなら、マツコさんにとって最後まで捨てたくないものはプライドという事になりますね。

私はマツコ・デラックスさんのことをあまり深くは知らないのですが、彼女にはコアなファンがいることは間違いありません。それは、彼女の持つ「ゆずれないもの」が深い共感を作り出しているからだと思います。

当たり障りの無いことばかり言っていてもコアなファンはできませんから。

マツコさんの「ゆずれないもの」も一種のプライドと言えるのではないでしょうか。

そして、そういうプライドは

そんなもの持っているから非効率なんだよ

、と言って片付けてしまっていいものではないと思います。

率直に言って、ビジネスやスポーツなど結果が求められる世界では中途半端なプライドは障害にしかならないと思います。

一方で、利害を越えたところに存在しているプライドが、人間の魅力の本質なのかもしれませんね。

「プライド」という一言の中に非常に幅広い概念が包括されています。それ故、この言葉を使う時にはいつも文脈を意識しないといけません。

ちなみに、冒頭の心理テストの私の結果ですが、

狸 ⇛ 猫 ⇛ 狼 ⇛ 牛 ⇛ ロバ

というものでした。

つまり私は、「仕事さえあればどうにかなる」、と思っている人間のようです。ロマンが無いですね。苦笑